オラ!ペルー在住のjapotina(@UnaJapotina)です。前回のW杯の記事からなんの前触れもなく突然消えて、失礼しました💦
japotinaは今日もペルーのリマで、ペルー人彼と仲良く元気に過ごしております!!
というのも、W杯で盛り上がっている最中、1年通った語学学校をめでたく卒業し!(語学学校についてはまた後日詳しく書きます)W杯を見ながら睡眠不足の中、長期の旅行にバタバタと出かけておりました・・✈️
で、今回は、その旅行の帰りに実際に起きたこわい話にいかりくるった💢のでw記事にして消化しようと思いますww長くなりますがお付き合いくださいませ。
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帰りのフライト
楽しい旅行を終え、ペルーへの帰りのフライトは、以下の経路を予定していました。
LAXからリマへの直行便もあるのですが、今回はかなり直前に旅行を決め、しかも北半球では夏休みシーズン真っ只中なので、よいチケットが高額で取れず、泣く泣く乗り換え便でした・・
それで、航空会社は・・
そう、ユナイテッド
すべての悪夢はここからはじまった・・
1日目:LAX夜7時
さて、ロサンゼルスに滞在していたわけではなかったので、まずLAX空港に到着。
LAXは預け荷物をすべて自分で回収して、再度乗り換えの飛行機に預けなければなりません。
これは昔からなんども行なっているのでお手のもの。LAXの空港のターミナルの仕組みもよーーく熟知しています。
彼とふたりで、慣れた手つきで重い荷物4つをチャチャッと受け取り、ユナイテッドの荷物カウンターにチャチャッと再度預けます。
そして、大きいLAX空港を散歩がてらにのんびり移動し、ユナイテッド専用のターミナル7に到着。
改めて、セキュリティゲートを通過。
5時間ほどの乗り換え時間で、このときはあとは3時間半ほどの時間つぶしでした。
夕食にタコス、デザートにピーナッツバター入りM&Mと、悠々とつかの間のロサンゼルス滞在を堪能していました。
1日目:LAX夜9時
外も暗くなった夜9時。japotinaたちのフライトは夜10時半
と、安堵していたら・・
突然のディレイ(遅延)アナウンス
どうやら4時間遅れて、夜中2時半出発らしい。
といいつつも、その次のニューアークでの乗り換えにはなんとか間に合う時間。
念のため、窓口のおばおねえさんに乗り換えのことを伝える。
ということで、特にフライトを振り替えてもらうこともなく、そのまま深夜の2時まで待機することに。
1日目:LAX深夜1時
眠気を我慢する中・・
と思っていると、近くの若い娘さんの声が聞こえてくる
と盗み聞きのくせして、思わず声が出てしまう。
なにもアナウンスはなかったので、慌ててフライト情報が乗ってる画面を見に行く。
とパニック状態に。
夜10時半のフライトのはずが、翌日の朝9時45分って・・
ほぼ12時間のディレイとかありえる!?
戦いの幕開け
これで、ニューアーク空港(EWR)での乗り換えが間に合わないことが確定。慌ててスタッフを探す。
カスタマーサービスがどこにあるか掃除のおっちゃんに聞いて、駆け足で向かう。
すでにカウンターには長蛇の列が。
それでもjapotinaたちはまだ素早く動いた方。5分もしていたら3倍くらいの列になってた・・
@united LAX Airport on our way to New York
United Airlines Customer Service
Flight delayed from 10:36pm to 2:10am then to 9:45am
Midnight: 100 people waiting for hypothetical hotel accommodation. pic.twitter.com/yjUuWG1L4Z— Greg.V (@GregV39479705)
当時の様子。カウンターは右奥
japotinaたちは列が折れているところ付近に並んでました(写真には写っていない)
並んだはいいものの列がまったく動かない・・
みんなどうやらホテルを請求しにきてるらしい。
ここで待ってる人たちに向けてスタッフが声をかける
怒涛のような抗議があちらこちらではじまる
フランス人の観光客は、親が英語に自信がないらしく、中学生くらいの息子くんが代理で一生懸命英語で抗議してました
他にもマダムたちが、
などなど
でも、とにかく宿泊に関して並んでいた人たち(ほとんど)はしばらくしたらいなくなり、乗り換えに支障をきたす人たち(japotinaたち含む)だけになりました。
それでもまだまだ並びます
1日目:LAX深夜2時
やっとjapotinaたちの番がやってきて、冷静に乗り換えのことを伝える。
普段は表に出ないマネジャーたちも、このときばかりは空港の奥の方からやってきて長蛇の列の対応をしており、ラッキーにもjapotinaたちはひとりのマネジャーに担当してもらえました。
どうやらその方の奥さんがペルー人らしく、スペイン語で話したりと、親身に対応をしてくれました。
明日の午前中のフライトは満席だったので、その次のリマ行きとなる、翌日夜9時のフライト。
そして、空港で使えるショボい食事券(ひとり$30ずつ)をそれぞれもらいました。
と、心を許す。
そこで、担当者にこう言われます。
荷物を取り出しておくように今からもう発注しておくから
一時休戦
ということで、ここまでで手にしたもの
- LAXからリマへの直行便チケット (別会社)
- 食事券($30/人)
- 枕
- ブランケット
- (ホテルに宿泊の場合は、後ほど$200まで返金)
もちろん近隣のホテル4件に電話しましたが、どこも満室とのこと😭
あきらめて、泣く泣くこのまま空港泊することに。
記念に写真撮ってもらいました(なにやってんだかw)
ブランケットを2枚ずつもらったので、1枚を床にひき、もう1枚をかけて、こんな感じで横になりました。
このときに限ってアイマスクを預け荷物に間違って入れてしまっていたので、普通のマスクを代用にw
ただ、空港のキツイ蛍光灯はつきっぱなしだし、夜中になると昼間にはできない工事がはじまりガンガンうるさいし、なんといっても20分ごとに大音量でのアナウンスが流れてて眠れん!!
しかもアナウンスの内容が・・
- あなたの荷物から目を離さないでください
- この空港は全面禁煙です。喫煙の場合は喫煙所にてお願いします
けっきょく先ほど騒いでいた、フランス人の家族も、マダムたちもみんな空港泊してました。
しかもなにより許せないのは、お年寄りも幼い子も車椅子の方々も、みんな空港泊だったこと!
アラサーのjapotinaたちは写真とったり、あとでブログに書いてやる💢程度ですが、さすがにお年寄りはつらそうでしたし、幼い子がいるお母さんたちも本当に大変そうでした。車椅子の方々も横にはならず、空港の椅子に座ったまま眠っていました・・
戦いの本格化
2日目:LAX早朝5時
けっきょくまったく眠れず(荷物も盗まれないか気になるし)、彼と代わる代わる1時間ずつ仮眠し、朝5時を迎える。
とりあえずもらった食事券でたいしておいしくない朝食を気休め程度にとり、いわれたとおり預けた荷物を受け取りに1階へ移動。
カウンターに荷物の番号を見せたら・・
一生懸命探してくれて・・
なにやらどこかに電話して・・
荷物の番号をトラッキングして・・
もうね、まったく意味がわかりませんでした。
japotinaたちが搭乗予定のフライトは大幅の遅延でしたが、その後に予定されていたEWR行きで無事に飛んだのもあるんです。どうやらそのどれかのフライトに、japotinaたちの預け荷物がまちがえて運ばれてしまった模様。
もちろんいろいろと抗議しましたよ。
ぷ、ぷ、ぷろばぶりーーー!!!
もう意味がわからず、預け荷物には大事なものも入ってるので不安で仕方なかったです。
そしてせめてものお詫びにと、ここでも食事券をもらう・・
2日目:LAX朝7時
ほぼ寝ていないため意識がもうろうとする中、移動してユナイテッドの発券カウンターのマネジャーさんに相談しにいく。
マネジャーさんたちはスタッフより対応がいい。
こちらのことも親身になってくれる。
そして、結論。
マネジャーさんがちゃっちゃっと発券してくれる。
けっきょく、当初の搭乗予定だったEWRからリマ行き飛行機の翌日便に乗ることに。
そしてここでもお詫びにと、追加で食事券をもらう・・
2日目:LAX朝10時
疲労とストレスで外に出る気力もなく、食事券でお菓子を買って(しょっちゅう行くから定員と仲良くなる)、空港でボーッとしていたら、振り替えたはずのEWR行きのフライトが再びディレイとのアナウンスが!!!
(ここ数日のLAX⇄EWRのフライトはほぼすべてがディレイしていた。ありえない)
これでまたEWRからリマ行きのフライトに乗り遅れたらただじゃすまん!と、カスタマーサービスへ駆け込む。
と、再度振り替えてもらう。
と、スキをみて訴えてみる
これ以上ユナイテッドに一銭たりとも払うもんか!!!!
という精神状態だったため、ラウンジも使用せず。
ちなみにカスタマーサービスでは、
というので、言われたとおりラウンジへ移動して聞いてみたら、
その場を静かに去る。
2日目:LAX夜9時
少しはマシな食事を求めて隣のターミナルへ行ったりと、丸一日たんたんと時間をつぶし、なんとか搭乗時間へ!
期待を胸に、飛行機へ。
ついに飛び立ちます。
さらばLAX!もう使うもんか!!
EWRへ到着
3日目:EWR早朝5時
こうして、1日がかりでロサンゼルス空港(LAX)から無事にニューヨーク州のニューアーク空港(EWR)へ到着。
着いたらあとは気楽に乗り換え便を待つ・・
わけにはいきません。
japotinaたちには大事な使命が。
そう、預け荷物。
まず、降りたゲート近くのユナイテッドのカスタマーサービスへ。
預け荷物4つがすべてEWRにあるか確認。
と、めんどくさそうにいわれ
とのこと。
さらに、LAXで余るようにもらった食事券をEWRでも使えるよう変更してもらう。
んで、このスタッフの対応があまりにもしらけていたので、念のため、セキュリティ内を一旦出て、荷物受け取り口にも足を運ぶ。荷物が間違って外に出ていないか目視するため。
そこでのカウンターのおねえさんたちはフレンドリーそうだったため、もう一度、事情を説明。
モニター越しにこういわれる。
おねえさんたちが同情してくれ、とても気持ちよくテキパキと対応してくれ、心がジーンとする。
3日目:EWR朝10時
次のリマ行きの飛行機までまだあと4時間。
ただうれしいことに、EWRは新しい建物でとてもキレイ!
清潔感もあり、居心地もいい。椅子もふかふか。
そして、こんなものも発見
ニューアーク空港で、メディテーションルーム発見👀
お祈りや瞑想してOK🧘🏽♀️こうゆうのアメリカっぽい🇺🇸 pic.twitter.com/ko9B2dOERa
— japotina@ペルー (@UnaJapotina)
いいねぇ、アメリカっぽいねぇ。
ただ、食事券を謳歌するため、japotinaたちが入ったレストランはどこもまずかった・・
アメリカ人の味覚って・・
ペルーの食事がいかにおいしいか痛感。食べるものがおいしいというのは本当にありがたい。
あとjapotinaは、女子らしく免税店で化粧品のお買い物💄✨
時間もたっぷりあるし、MACの定員さんがヒマそうだったので、仲良くおしゃべりしながら化粧をしてもらってました。
そしたらそのおねえさんがおしゃれ好きのとてもかわいらしい方(アメリカサイズ)で、お肌の曲がり角を迎えたjapotinaにいろいろと新しい化粧品をレクチャーしてくれ、しかも試しに持ってくるリップの色がどれも抜群によく、思わず予定以上の出費!
でもとてもいい気晴らし&ストレス発散になりました。
ここで今までのいかりもやわらぎ、
というポジティブな心境に。
3日目:EWR午後2時
さぁ、EWRでも9時間ほど時間をつぶして、いよいよ。
本当にいよいよ!
リマ行きへ搭乗😭💕
リマ行きは問題なく出発。
ほっと一息。
あぁ、本当によかった・・これで帰れる。
本当の戦い
3日目:リマ夜11時
予定より少し早めにリマ空港へ到着!!
一刻も早く自分のベッドで横になりたい気持ちをおさえて・・
大事な大事な荷物受け取り!
カートを2つ準備してウキウキハラハラして待つ!!
待つ!
じっと待つ!!
あ!ひとつ出てきた!!(涙)
まだまだ待つ!あと3つ!
じっと待つ!!!
ひたすら待つ!
出てこない!!!!!!!
この時点でjapotinaは気がおかしくなりそうでした。
荷物カウンターで再度荷物の居所を確認してもらうと・・
一瞬、頭が真っ白になりました。
考えても考えても意味がわからず。
リマ空港のスタッフはわざわざパソコン画面まで見せてくれ、これまでの荷物たちの軌跡を教えてくれました。
最後は腹わたが煮え繰り返りました。
カウンターでのjapotinaの取り乱しっぷりはご想像にお任せします🙇🏻♀️
3日目:リマ夜中12時
どんなにここリマで訴えても、荷物が現れることはなく。
けっきょく荷物取り寄せを依頼することに。
どうやら2日後(!)に家まで届けてくれるらしい。
と願いつつ、泣く泣く空港を去ることに。
ここで迎えに空港まで来てくれていた彼の家族(japotinaたちが荷物の取り寄せ手続き中もずっと待ってくれていた)と再会でき、安堵。
彼の家族たちと会えたときのうれしさはひとしおでした。
そして、ついにやっと、リマの家へ帰宅。
おわりに
そして、リマ到着した2日後に、ちゃんと荷物3つがリマの家へ届けられました。
中身を確認して、すべて無事でした。
大事なものが詰まったスーツケース3つが手元に戻ってきたときは、本当に本当にうれしかったです。
これまでたくさんの旅行をして、あらゆる国をめぐったのに、一度も預け荷物を失ったことがなかったことが自慢だったjapotinaの記録は、これで見事に終止符を打ちました。
しかも楽しい旅行だったのに、最後の最後にやるせない気持ちになりました。
また、お金持ちだったらこんな思い最初からしなくてすんだろうなぁと、かなりみじめにもなり落ち込みました。はぁ・・
教訓
- UNITED航空は使うべからず
- ロサンゼルス空港(LAX)での乗り換えは避けるべし
- 空港で腹ごしらえしたレシートは、目的地に着くまで捨てるべからず(飛行機が大幅ディレイしたとき、返金してもらえる場合がある)
- 可能なかぎり、マネジャーと対話すべし
- 問題が発生したときに対応してくれたスタッフの名前を控えるべし
特に最後の5番目はjapotinaたちはできておらず、のちほど後悔しました。
これからはどんなに他より安くても、ユナイテッドは2度と使いません。
これまでも避けてはいたものの、まさかここまでひどいとは・・
というのが、最後の方は心の支えにw
長い記事を最後までご覧くださりありがとうございました!自分の気持ちを消化するための自己満足記事でしたww
とにもかくにも、彼もjapotinaも一緒に無事にリマへ帰れたことと、最終的に荷物4つが無事に手元に戻ってきたことに感謝し、あなたが旅行へ行く際にトラブルに巻き込まれないことを祈りつつ・・
¡chao!